・・・HSAcs健康指針票の(1)の解説・・・
 

●申告された自覚症状内容について従来のような、食品に含まれる栄養素含有量からの提案ではなく、生体を維持している栄養素が不足することより現れる自覚症状を分析するという画期的な方法による提案を採用しています。
☆自覚症状はおよそ500項目が内蔵されています。(一般)
☆自覚症状の選択範囲は、予防医学的見地から上限で11項目までを設定しています。
☆入力方法は、コード入力と一覧入力の二通りがあります。状況に応じて自覚症状入力画面で設定することになります。
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●欠乏栄養素名について申告された自覚症状内容から、不全生理作用に関与する栄養素と照合分析し、分子矯正医学理論に基づいて欠乏栄養素を分析・類推しています。
☆指針票に印字される欠乏栄養素名は、左欄の上段から欠乏レベルの高い順に列記されます。
☆指針票上で欠乏栄養素が分析されなかった場合、対象者の問題意識を高めるために、境界線上にある栄養素名を印字します。また、2枚目の指針票備考欄にコメントが印字掲載されます。
☆コンピュータ画面上では、欠乏栄養素名はもとより境界線上にある栄養素名に関しても、生理作用とリンクして確認することができます。その関与レベルも低い方から高い方へと順に、白色/青色/黄色/赤色/黒色で表示し、全ての内容を解説しています。
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●注意すべき系統別傾向内容について欠乏栄養素が関与して引き起す可能性のある疾患系を分析し、そのリスクレベルを表示しています。
☆指針票の印字では、リスクレベルが****記号で表れますが、4ポイント(****)を分岐点(発現異常レベル)と考えてください。ポイントが加算されるごとにその疾患系が発現するリスクは、より大きなものとなります。
☆印字された疾患系統に含まれる疾病を確認したい場合は、問い合わせ画面の《疾病解説》をご参照ください。
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●栄養素が消耗していると考えられる要因について従来の食品栄養学では、摂取食物の栄養素含有量の総量と指針値とを照合し、その過不足を提案するという方法をとっているのですが、HSAcsでは、摂取しているにも関わらず欠乏していると分析された栄養素を栄養素毎の拮抗作用や消耗要 因項目(食物・年令・嗜好・環境・服用薬などおよそ100 項目を用意)と照合し、逆転ロジックを駆使して考えられる消耗要因を印字しています。
☆運用方法のひとつとして、対象者入力画面で《消耗要因チェック》を設定した場合、消耗要因項目からも欠乏栄養素と、その整合性を確認することができます。
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●栄養素の補給計画『生命の鎖』について従来、欠乏していると分析された栄養素の補給は単独で摂取されていましたが、HSAcsでは栄養素ごとの拮抗作用と相乗効果を付加し、同時に摂取すべき栄養素名も『生命の鎖』に図示し、欠乏栄養素名は濃いスミオビで、同時に摂取すべき栄養素名は薄いスミオビで表現するなど解りやすい表示にしています。
☆生命の鎖の図が意味すること。各栄養素は互いに鎖のように繋がっていて、ひとつでも欠けるとバラバラになって壊れること(健康維持が出来ない状態)を図案化したものです。
☆また、栄養素の補給計画の備考欄に、欠乏していると分析された栄養素の補給に関する解りやすいアドバイスが明示されます。
☆欠乏栄養素ごとの拮抗作用と相乗効果を知りたい場合は《栄養素補給計画》画面の《欠乏栄養素名と同時に摂取すべき栄養素名》の欄で確認することができます。
☆また、栄養素ごとの情報を知りたい場合は、栄養素名をクリックすると、栄養素問い合わせ画面で、その《効能》《疾患》《食材》《生理作用内容》などを確認することができます。

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