・・・HSAcs健康指針票の(3)の解説・・・

   

●生理作用の解説について分析の結果、欠乏している栄養素に関して「何故欠乏しているのか」を申告された自覚症状と照合して解り易く解説しています。例えば「イライラするのはカルシウムが不足しているから」とは、よく耳にすることですが、これはカルシウムに神経系の正常な反応に関与するという生理作用があるからです。この意味を知らずにカウンセリングをすることは栄養学の衰退を意味します。というわけで、生化学と生理学見地からの解説を入れることにしました。
☆「イライラしている」に関して関与が考えられる栄養素は厳密には12程あります。画面では、自覚症状に関与する全ての栄養素名を生理作用とリンクさせ、そのレベルも《白色》《青色》《黄色》《赤色》《黒色》で表示し、全ての内容を解説しています。
☆指針票の印字は範囲枠を設定し、申告された自覚症状の順位から分析された欠乏栄養素に関して黄色以上の出力設定をし、28種内容(用紙枠範囲)までを印字することにしています。
☆印刷クリック後に、28種を超える」生理作用内容がある場合は、枠外生理作用を印刷しますか?《YES》《NO》の表示が出ますので、他の内容を別紙に印字することも可能です。
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●ご質問の項目に関しての解説について
上段枠に関して。欠乏栄養素が分析されなかった場合、指針票には対象者の問題意識を高めるために、境界線上にある栄養素名を印字します。下記に印字されるコメントを記します。
今回あなた様から申告された自覚症状を分析した結果、欠乏栄養素と判定するに至る微量栄養素は確認されませんでした。今後に於かれましてもバランスのとれた食事摂取を心掛けますよう願います。しかしながら、欠乏栄養素と判定する境界線上にある「栄養素」がありましたので、意識づけの意味合いから当指針票に明記させて頂きました。ご参考にされ健康の維持管理に努めて頂ければ幸いです。
下段枠に関して。対象者の知りたい事柄に関する解説枠としました。従来のコンピュータ診断では、対象者の質問に関する対応は無いのが通例でしたが、あらゆる角度からの質問に対応できるようにこのような解説枠を設けました。
☆指針票印刷の際に、解説区分で《疾病項目》約130種か《検査項目》約135種を設定して、その中から知りたい内容を確認して印刷設定すると、それぞれの解説を印字することができます。
☆画面上で確認できる解説項目は、初期画面の《問い合わせ》ボタンをクリックすれば見ることができます。《栄養素解説》約85種、《栄養補助食品解説》約135種、《化粧品解説》役100種、《添加物解説》約160種、《農薬毒物解説》約300種を用意しています。

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