厚生労働省の指針による標準体重は、(身長-100)×0.9であり、肥満度(%)は、(実測体重-標準体重)÷標準体重×100になり、20~29%が軽度の肥満で、30~49%が中等度の肥満、50%以上が高度な肥満となります。但し、この方法は身長が高い方が比較的に数値が低くでるため、最近では体表面積を基本に置いたBMI(ボディ・マス・インデックス)方式が主流になりつつあります。この方法の算出換算は、身長(m)の二乗×BMI指数となっています。スポーツ選手の場合は、特に体脂肪率からの測定が目安となります。通常は上腕背側部と肩甲骨下部の二部位を測定し判定します。男性で20%以上、女性で30%以上の場合を肥満と判定します。